ミスクグリーン

人間は圧力鍋です 色んな感情を詰め込めます うれしいね 呪詛と感謝 罪悪感 当惑 恐怖 期待 逃避 愛 今そんな気持ち やり直せないことで溢れていて、同様にして掻き消せない言葉で溢れている。来る所まで来たとして、内部に不穏を抱えて、口に出さずにいる。…

炭酸を飲む

殺すか殺さないかが大事なんだと思う。爆弾を抱えている。歩き方は、慣れてしまえば案外難しくない。無数の右と左の分岐がある。ずっと右を向いて歩いていなければならない。右とか左とかそのものに意義はない。重要なのは選び続ける方向だ。 昔見えたものが…

マグ

なんか悪いので短い記事書いてすぐ寝る 日本語に関して妥協ができない人間になった、いつの間にやら 記事もあれこれ考えて、マクロな構想は練らないけどミクロな視点で日本語を練る ブログの記事を書くぐらいのことで、結果的に一、二時間溶かす 読むのもそ…

近況報告(本について)

近況報告です キーボードを打つ手が止まる瞬間が増えた。3時間を使って2000字程度しか書き上がらない。不調とかスランプとかじゃなくて、書くことが思いつかない。ガス欠。あまり経験のない感覚。書くことが思いつかなかったら、前提として筆を取らないのだ…

韜晦癖とかいう概念

同じだけの狂気があればそれでいいよな。狂気ってなんだろうね。想像力の操縦席に飛び乗ってどこまでも行くことじゃないの。そう考えている。 武器はうまく使いこなせるに越したことはないよな。滅茶苦茶な機能のついたナイフってあるじゃん。それぞれが中途…

銀色

一生綺麗なものだけを追い求めて生きていければいいです 正直、それが真理 現実逃避を繰り返して最後まで進むことはできる 嘘ではない それを真っ向から否定する奴は自分の持たない能力を片手に踊る人間をひがんでいるのだ 花は好き 歯車は嫌い 青は好き 人…

サイダーアウトサイダーイン

部屋にものが増えていく。自然の摂理なのかもしれなかった。ゴミが増えていくというのではない。事実として使うものが増えていくのだ。なぜだか除湿器は2台あるし、パソコンも2台。ゲームのハードに至っては4つあるし(ひとつは俺のものではないのだが)、たく…

聖火リレーというのがあって、あれは喩えとしては正しくないし美しくもない

永遠じゃないというのは呪いみたいなもので、あるいは業みたいなもので、というより業そのもので、噛み砕いた表現を使うなら状態異常みたいなものだと思っている。メメントモリ的な話をしたいんじゃなくて、もっとこう、過程の話をしたい。 結果に関心がある…

アスファルトの黒

何かを得るたびに別の何かを捨てている。事実だ。当然だと思う。息をして、呼吸を繋いで、その分だけ過去を捨てている。忘れていく。真っ暗の方向へ一歩ずつ進んでいく。前に進むことは残りの時間を捨てることだ。動物は一生ぶんの心拍数が決まっているとか…

眠る信号機

5日ぶりに外出をしてみると、普段何気なく通り過ぎる道の至る所に向けて、得体の知れない感触を抱いている自分に気付く。それはバランスみたいなものだと思う。どれだけそれが好きであろうと、ずっとベタベタ触っていれば、飽きたくなくても勝手に飽きる。そ…

キャラメロイド

人と話しているとき、スケールのやたら大きな間違い探しを強制されている気分になる。俺は俺で自分のことしか見ていないからそういうのに躍起になって、欠落のひとつひとつに名前をつけて生きているけれど、誰だってそうなのかもしれないし、全員がそうでも…

ホワイトアウト

白紙の紙の上で夢を見てきた。意識していなかっただけで、初めからそういう生き方だった。今もそうだ。何かを作ることは楽しい。それが自分にしか作れないものだったらなお良い。平易な言葉遣いで包み隠さずに話すなら、本当にたったそれだけだった。何かを…

危機管理学部

題:まにあわねえ みなさん元気ですか。俺は比較的元気です。 910の会誌に関する記事を書きます。よしなしごとです。内容は題目から察してください。しかもろくに建設的でないです。冬の朝の溜息みたいな。強いて言うならなんだろう、注意喚起? この先の扉…

3回後期まとめ

気が向いたので軽くまとめておきます 全体的に 計算機科学実験及演習4 応用代数学 機械学習 数値解析 アルゴリズム論 終わりに 全体的に 前期とうってかわって暇でした。理由は3つあって、 実験が比較的に楽、というか手を抜いていた 計算と論理、パターン情…

ユギー

CDのケースが割れたら嫌な気持ちになる。その薄っぺらい虹色のディスクを買うのは中身に入っているものが欲しいから、それだけだ。目的が達成された以上、ケースが割れようが割れまいがどうでもいいはずなのだ。しかし現実、透明のそれにひびの一つでも入ろ…

捨てられる

世界の裏側からものを見ようと躍起になっている。裏側からは何も見えない。こういうのは結局光の当たる加減の問題だ。知っている。ちゃんと知っていて、昔はそんなことを思いもしなかった。自分の視界に映るものが世界のすべてだと思い込んでいて、ある意味…

イエロー

誰かが食べたがっていたチョコレートを奪い取って、あるいは新緑のカーテンで部屋に空気を閉じ込めて、まるで飴玉を転がすように毎日は続く。何となく後ろめたくて、不安で、きっとこの世界では自分は誰彼からも憎まれているんだと思い込んで、部屋に閉じ込…

ストーリーとメソッドの話

物語を面白くするのに手っ取り早い方法があって、それは設定にひとつ嘘を盛り込むことだ――という文面を見ることがあって、本当にそうだなと皮肉なしに思います。事実俺はそういうメソッド的なものには懐疑的でないし、こういうことに反発を覚えるのはただ単…

空想信者

空想の世界を生きてきた。初めからそうなるように決まっていたのだと思う。空想の世界とは言ってもファンタジーだとかSFだとかそんな代物じゃない。現実世界に水色のフィルムをちょっと重ねてやって、浅い海を生きるように、海水に包まれるようにして呼吸を…

乱気流

試験前なので当然ブログを書きたがるんですよね。誰か俺に応用代数学を教えてください。 つらつらと書きます。書きたいことはありません。 俺みたいな人間にとってイヤホンというのは友達で、それはもうかけがえのない存在で、家を出てイヤホンがないことに…

out

救いようのない毎日が続いている。刺々しい話じゃなくて、こう、暗いトンネルの中を歩き続けているような。ライト片手に出口の見えない筒の内側を歩く。心配事もないわけじゃない。入稿の締め切りは迫っているし、でも今の自分がやれることなんてひとつもな…

HNSN

眠ってそのまま一生目覚めなかったらどんなにいいのだろうね、と思ったりする夜がある。別にいなくなりたいわけじゃなくて、ただ、そんな風にして消えてしまえるのがどんなに幸せかというのを考えるのだ。誰だって一度はそういう架空の幸せに思いを馳せたこ…

私信

残酷なことを言っているのはさすがにわかっている。結局誰かに読まれる機会が増えようが、時間と精神とコーヒー代を削って本当に出来の良いものを作らなければ、素晴らしい、すごくいい、好きだと褒めてもらえることはない。生半可な覚悟じゃ中途半端なもの…

望遠鏡 その2

どうも。前回の記事の続きです。続きとは言っていますが前回と同じようなことを書くことになる気がします。一つ目の見出しがそれに該当するので、読み飛ばすといいかもしれません。 この記事、というかブログに投稿している記事全部に対して言えることですが…

望遠鏡

2019年の幕開けです。 動画見てたら年を越していました。今日は平々凡々な一日の予感がします。歳をとるごとに新年の特別感がなくなっていきますね。これは私の想像ですが来年あたりはいよいよどこかのワンルームでひとり年を越したりするんじゃないでしょう…

ブルーデージー

誰しもが抱える主張のひとつやふたつを、しかし今の俺は多数を弾倉にこめようとしている。いきなり分かりにくい書き出しで申し訳ないが、それはもう単純なことで、気取った言葉を選ばずに表現するなら、言いたいことがたくさんあるということだ。 誰かが文章…

誘拐犯

その気になれば僕たちはどこへだって行ける。こうやって部屋の隅で縮こまっている今だって、ほんの少しのお金を惜しまなければ、どうせ浪費するに違いないその時間を惜しまなければ、日本全国どこにでも辿り着くことが出来る。そんな当たり前の事実に、強く…

特に関係はない

何も言いたいことがなくて、でも何か言わなければ気が済まないような、そんな具合のよくある夜だ。言いたいことのストックが無限にあるはずはなくて、それらは定期的に喉元までせり上がって来る、離島に一ヶ月に一回やってくる定期便のようなものだ。主張の…

日記

一日に点数をつけるとしたら、という架空の課題を考えている。 何点だろう? 60点ぐらいか。 それはそうと、今日の空は理想だった。 ああいう空の下を遊泳していたい。 ああいう空の下を遊泳して欲しい。 何だろう。映画のような空。 仄暗い雰囲気のレンズを…

地球磁石

性懲りも無くあの話をするので聞いてください。 道徳によると、生まれつきの差で人を差別することは悪だとされています。それが正しいことなのかそうでないことなのかは各々の杓子定規に任せるしかなく、一方で俺はこの主張を正しいとも思っているのですが、…