東京旅行 5日目

部屋の乾燥に伴う強烈な掻痒で目を覚ました。慌てて顔を洗い、加湿器をつけて二度寝をし、そこからさらに4時間ほど眠ってから再び起床する。

 

5日目ともなると流石にやることがない。概ね行きたいところを回り尽くしたので、今日は進捗に極振りすることにした。場所は秋葉原である。

サブカルチャーに関するアレコレで有名な街であるところの秋葉原は(神田や丸の内に近いからなのか)オフィス街としての側面も併せ持っている。小綺麗で瀟洒秋葉原は中央通りを駅の方へ逸れた付近に転がっていて、今日はそのエリアのカフェ(タリーズ)でパソコンとにらめっこをしていた。顔は笑顔なのに早口でブチぎれているサラリーマンがいて、ブチギレ食い気味高速まくし立てサラリーマン vs 全てをなあなあにしようとする穏健派サラリーマン のリアルファイトを楽しんだ。議論が主体の口論は見ていて楽しいなぁと改めて感じさせられた。日向ぼっこも同時に達成できるような店外の席に陣取っていたが、周りの席の人達が煙草を吸うので、煙を眺めたりして過ごした。進捗は2000字程度生まれた。

日比谷線で北千住へと向かった。"きたせんじゅう"だとずっと思っていたが、どうやら"きたせんじゅ"らしい。この駅前にもペデストリアンデッキが突き刺さっていて、「とりあえずペデストリアンデッキ作っときゃシャレオツでしょ」みたいな怠惰とマンネリズムが垣間見えた。

食事を摂った店には先客の大学生らしき学生3人組がいて、ひたすらに単位の話をしていた。ひとりはコバヤシという教授が定年退職前最後の講義だったらしいのに単位をくれなかったと嘆いていた。そういうとこだぞ小林。

北千住を後にして、それからはやることもないので、寝床に舞い戻ってきた。今日は本当にカフェでパソコンをかたかた殴っていただけなので、あまりに内容のない記事になってしまった。嘘は吐けないので致し方ない。まぁほとんど自分用に記事書いてるみたいなところあるし(言い訳)。

とはいえ、もう少しどこかをさ迷い歩いてみてもよかったんじゃないかと思っている。見聞きしたものが自分の全てなんだし、あるに越したことはないし。

思うことには、この街は住むにはあまりに呼吸が苦しい。