東京旅行 2日目後半
私は今布団の中でこれを書いている。今日書いてた記事の続きを書く予定である。が、あまりに書くことがない。とりあえず撮った写真貼るかと思って撮った写真を眺めてたけど、そもそも5枚しか撮ってないし、被写体に物珍しいものはひとつもない。
あの後、秋葉原のルノアールに入店しssを書いた。あまりに滅茶苦茶なものになったので速報に投下するつもりはない。こうしてまたひとつの作品が闇に葬られるのだ。
ssを書き終えたその足で小伝馬町へと赴く。美味しいハンバーガーを食べた。母親と子供×2の4人組が、ひたすら「お花見に行くことになったけどお弁当作るのめんどいし料理に自信がない」といった話をしていた。ハンバーガーは美味しかった。ハンバーグがレアで(ファミレスとかでペレットに乗せて焼くようなハンバーグステーキに近い)多幸感がとめどなかった。ただ1600円だったので財布はボコボコにされて死んだ。
にもかかわらず、秋葉原に戻ってanionカフェに行った。馬鹿か?
空想探査計画のダイマをした。コメント欄に「みんなも日野茜を愛でよう!そして空想探査計画を聴こう!」と書いて箱に入れてきた。尺の都合で空想探査計画は流れなかった。マジで何しに来たの。ただ、カフェで(最近ssでお世話になっている)ちゃんみおのドリンクを飲んでるときに思いついた「爆弾高気圧・日野茜」ってフレーズが妙に自分の中でツボってる。使えるタイミングで使っていこうと思う。そんな機会一生来ねえよ馬鹿がよ。
そのまま山手線などを駆使して布団へと戻ってきた。全体的に、使った金額の割にハッピーになれていない。積読は一冊も消えてないし。明日は積読を殺したい。
以下、画像欄――
神保町の交差点から見えたクレーン。東京はあちらこちらで工事をやっている。そういえば京都ではあんまり工事をやってないなぁと思った。画像では伝わり辛いかもしれないけど、被写体のクレーンは結構高い位置にあって、なかなかにスリリング。タワーオブテラー。
神保町交番→。光の射している場所と影になっている部分が判然としている。それぐらい快晴だった。ここから写真を撮ったのは赤レンガで出来たベンチみたいな建造物があって写真を撮りやすかったからで、この風景をわざわざ被写体として選んだことに理由はない。
神田川沿いにある喫煙所の近くから撮った写真。奥の高架の下に川が流れている(写真には映ってない)。あのビルがこっち側に倒れてきたら川にダイブするよなーとかそんなありもしない終末論を唱えながら写真を撮った。
同じ場所から撮ったもの。夕焼けは日本のどこに行っても綺麗(過言)。夕焼けは儚いから綺麗だよなーとか陳腐なことを考えていた。高架下の時限爆弾。
都内では至る所で桜が咲いていた。京都や兵庫にそんな節は無かったので驚いた。ちゃんとニュースを見ていない。真ん中の青信号から推論すればわかることだろうけど、信号待ちで暇だったから撮った。夕方から夜に切り替わる時間帯に撮ったものなので、なんとなく全体的に青い。右上と左下から漏れているオレンジ色の光は単なる街灯の光である。
事実は小説よりも奇なりとかよく言うものだけど、あくまで奇は奇であって、その奇を見たところで面白くもなんともない。持ち前の想像力で話を少しだけ膨らませてみても、あくまで限界がある。事実は奇怪で、それでいて退屈だなぁと思う。そして今は、退屈で、退屈だから美しいんだよなぁ、とも思えている。街*1ってそういうものだよな。
誰が指図するともなく雲はどっかへ飛んでいくし桜は咲いている。 虚ろでしかないように見える街も、無数の呼吸によって支えられているんだなぁ。不思議だ。
明日は節約するぞ。
*1:米津玄師を聴こうね!