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拝啓

苦しんでいる。僕にはどうすることも出来ない。もう打つ手がない。事実だ。僕が味わったぶんの苦しみぐらい味わってくれ。今まで蔑ろにしてきた幸福を噛み締めてくれ。僕はそんな人間が好きなんだ。今まで噛み締めてきた幸福がすべて砂の様に崩れていくのを見てくれ。全うに生きることに少しの意味もないことを知って笑ってくれ。僕にはどうすることもできない。心に鍵でもかけて、不幸の上にある幸福を味わってみないか?僕はそうだったんだぜ。

それが幸福だったんだよ。